前回、職務経歴書の書き方について解説したので、今回は履歴書の書き方を紹介して行きます。
順番が逆なんじゃ無い?という話しもありますが細かい事は気にしないで行きます。
前回の記事 水商売からOLに転職をする方法!【職務経歴書編】
まずは、履歴書のおさらいから
1.履歴書とは!
ひと言でいうと自己紹介をする書類です。
初めましてハッピー・ハレルヤ・ピーナッツバター!
特に意味はありませんただ言いたかっただけです。 ※反省はしていない
履歴書というものを具体的に解説すると
- 最終学歴
- 今までの職歴
- 名前、生年月日、住所、連絡先
- 保有資格
- 趣味、得意な学科
- 通勤時間
- 配偶者、扶養家族の有無
- 顔写真
個人情報まんさいの書類ですね。
求人に応募するには必ず必要になる書類ですが変な会社に送らないように気を付けないといけません。
見分けるコツは会社のホームページに個人情報保護方針とかプライバシーポリシーという記述があるかどうかですね。
これは個人情報の取扱いについてこうします。ああします。という事が細かく書いてあるので必ず確認してください。
え!?応募しようとしてる会社ホームページが無いんですけど
そんな会社に応募すんじゃねー!
と言いたい所ですが今はブラック企業でもホームページが綺麗でオフィスも先進的でお洒落というようなケースが多々あります。人を騙す為に見た目に力を入れている会社もあるので気をつけて下さい。
見分けるのにはかなりの経験と洞察力が必要となりますので心配な方は応募する企業のホームページアドレスを送って下さい。私が独断と偏見にまみれた目でチェックします。
2.採用担当者は履歴書のここを見る
まあ全部見るんですけどね。見る視点というか、見てどう思うのかというのを解説して行きます。
※これでも私、今の会社で採用担当とかしてますから
はぁーーーー!お前がぁーーーー!?
高卒、水商売でもやってますから黙って聞いてください。
履歴書で見られるポイントと視点
生年月日
正確に言うと年齢を見ます。企業は求人を出すのに年齢制限を設けない事が多いですが、これは法的な理由で年齢制限をして求人を出す事が難しいからです。実際求人に年齢制限が書いて無くても年齢制限はあります。まして未経験でもOKという求人は若い方が有利になります。40や50歳の人を一から教えますなんて企業はありません。25〜30歳ぐらいであれば不利になることは無いでしょう。
最終学歴
学校名と学科を見てネットで偏差値を調べます。残念な話しですが偏差値が40ぐらいの高校が最終学歴だとかなり不利になります。学生時代に努力していたかどうかは全て出身校の偏差値で判断されます。偏差値50が平均と言われています。
ちなみに私のの母校(高校)の学科偏差値は48でした。
そうです平均以下です。まあこんなもんですよ(笑)
元気出していこー!
住所
まずGoogleのストリートビューで家を見ます。主に実家に住んでる方が対象になりますが一戸建や分譲マンションに住んでいる方が印象が良くなります。これは親がしっかりしているかどうかの目安にします。経済的に安定してる家の方がしつけや教育が行き届いていると考える方が多いからですね。
聞いてはいけないのですがご両親の職業も聞きたいんですよ、採用担当としては!
通勤時間
首都圏と地方で大分差がありますが、短ければ短い程好印象になります。これには2つ理由があり、1つ目はお金の問題です。交通費は会社が負担するので単純に安い方が良いわけです。稀に1ヶ月の定期代に5万円かかるような方が応募されて来ますが「遠くに住民票を移して交通費で稼ごうとしているのかな?」と思う事もありますね。
2つ目は時間です。片道1:30ぐらいなら首都圏では珍しくありませんが、通勤は毎日の事なので体力的に大丈夫か?残業がある程度発生する職場だと通勤時間が長くなるほど健康面の不安も付きまといます。「大丈夫です。体力には自信があります。」と言われても何かあった時叩かれるのは企業なのでどうしても慎重になります。
都内だと近くに住んでいる方に近隣手当てとして別途3万円ぐらい支給する会社もあります。
これは私から見てもいい制度だと思います。私は会社の近くに住みたい派なのでこういった制度を採用している会社は好きですね。遠くに住んでいる人は交通費を一杯貰っているんだから近くに住んで高い家賃払ってる人ほど損するじゃないと常々思っていました。交通費を含めた採用コストを一律にするべきなんですよ!本来は!
今までの職歴
職務経歴書と違い前職の会社名、勤めていた期間、退職理由ぐらいしか書いてありませんが、履歴書の職歴で見られるのは転職回数と勤務期間です。転職回数が多過ぎると採用してもすぐ辞めそうと思ってしまうんですよね。勤務期間が1年未満でも同じような印象を与えます。
ようは忍耐力が無くすぐ辞めてしまう人は雇いたくないという事です。
お金かけて雇う訳ですから当たり前ですよね。
保有資格
資格取得は就職に有利と思われていますが実際にはそれ程重要視さ
保有資格は努力した結果が形として残るのでその努力を評価はしま
資格を持っているからといってその分野に精通しているとは思われ
良い印象を与えるパターン
飲食業しか経験が無いのでビジネス実務マナー検定の勉強をして合格しました。
これは自分が至らないと自覚していて且つ転職するにはコレぐらいの努力は必要だろうと考えた結果の行動なので好印象を与えます。転職する為に努力した結果が形になっているのであればそれをアピールしましょう。
悪い印象を与えるパターン
今、○○の資格取得に向けて勉強中です。
別に悪くはないのですが、明確な受験時期や実際に勉強しているという風に見られなければ「適当な事を言っている」と判断されます。学習内容に突っ込まれた時にしっかり受け答え出来るレベルになってないようであれば言わないほうが賢明です。
趣味、得意な学科
顔写真
3.履歴書の書き方!
職務経歴書と違い顔写真以外は特に力を入れるポイントはありません。
そんな訳ありませんよね、履歴書1枚で採用担当者への印象が決まりますので「明るい感じで良さそうな人だな〜」と思って貰えるように作りこんで行きましょう。
手書きをする場合は丁寧に綺麗な文字を書くよう心掛けて下さい。
今回もサンプルを見ながら解説して行きます。
日付 氏名 ふりがな 押印
職務経歴書の時に説明しましたが日付は重要です。最新の情報ですよ!と相手に伝わるように必ず応募日の日付を記入しましょう。先日1年前の履歴書を送って来た方がいましたが、即不採用通知を出しました。当たり前ですよね。
名前を書くのを忘れる人はいないと思いますが、ふりがなを記入しない方や押印を忘れる方はたまにいらっしゃいます。気をつけましょう。
生年月日 住所 連絡先
今回は生年月日を西暦にしていますが、履歴書・職務経歴書で使用する書き方を和暦(昭和・平成)か西暦に統一しましょう。満○○歳というのは、今現時点で何歳か?という意味なので今の年齢を書いてください。
住所はマンション名と部屋番号まで書きます。ふりがなについては漢字の部分だけで問題ありません。
連絡先で重要なのはメールアドレスになります。常に気がつく携帯のアドレスを記載しておきましょう。Yahooやgoogleなどフリーメールを嫌う企業もあるようです。私はフリーメールでも気にしませんけどね。
学歴・職歴
学歴は高校卒業から記入してください。小中学校や高校の入学は必要ありません。
職歴は入社と何をやっていたのか簡単な内容を記載し、退職の理由まで書きましょう。退職理由については細かく書く必要はありませんが会社都合(クビ)なのか自己都合なのかわかるようにしておきましょう。 ※派遣で働いていた場合は契約期間満了で退職するケースもあります。
免許・資格 趣味など
資格・免許の欄には現在学習中の物を書いてもかまいません。ただし受験時期などを明確にしておいた方が印象は良くなります。 ※応募職種に関係が無い資格・免許の学習をアピールするのは逆効果です。
趣味については運動が高評価になるので苦手でなければ学生時代の部活動の話を交えてアピールして下さい。 ※稀に一芸採用をする企業もあるので珍しい特技・趣味がある場合はそれを書いても良いでしょう。
通勤時間 配偶者の有無
通勤時間はドアtoドア(自宅のドアを出てから、会社に入るまでの時間)で書きましょう。都内の朝は混雑するので10分程度余裕を見ておいた方が無難です。
扶養家族数は養う家族の人数で、通常は子供人数になります。
配偶者は夫・妻の事なので結婚していなければ「無」結婚していれば「有」と書きましょう。
配偶者の扶養義務、夫・妻を養っているかどうかです。夫・妻が働いていない場合は「有」になります。
本人希望記入欄
給与・休日は多く残業は少なめを希望します!と書きたい所ですがこういった希望を書く欄ではありません。
複数の職種で求人が出ている場合は希望職種名を記入します。それ以外は「御社規定に従います。」と書いてください。求人に給与や休日など諸条件は記載されていますのでそれに従うという意味になります。
追記
職務経歴書編を書いてから大分時間が空いてしまいましたが、履歴書編もなんとか書き上げました。
次は面接編でも書きましょうかね~
次回予告
未定
あ!そういえば今回まとめ書いてない!
後日書き足します。